名古屋市の歴代交通局長について かつての助役に至る道
名古屋市の歴代助役(副市長)は、伝統的に「総務・財政系」から1名、「公営企業管理者(上下水道局、交通局)」から1名が選任されてきました。
比較的生え抜きの多かった水道局と異なり、交通局長となった方々は、総務局や財政局の主要ポストを経験している場合が多いようです。
公共交通だから、とのタテマエで赤字経営を強いられる組織。
そんな交通局を支えた財政のプロたち。
■二神 望
27-28 現在 交通局長
25-26 市長室長
24 財政局契約監理監
22-23 総務局東京事務所長(局長級)
21 総務局外郭団体改革推進担当部長
19-20 総務局付参事(名古屋市立大学病院管理部長 出向)
16-18 総務局総務課長
14-15 総務局行政経営室長
13 総務局総合調整部主幹(企画調整)
12 総務局総務課庶務係長
インタビュー記事などは発見できず。
■三芳 研二
27-28 総務局長
24-26 交通局長
21-23 病院局次長
18-20 財政局財政部長
17 財政局財政課長
15-16 市民経済局企画経理課長
不祥事が多発したH26年、謝罪コメントや報道が目立ちます。
財政畑で他局の企画経理課長を経て財政部長、のち経営に携わっておられます。
■長谷川 康夫
20-23 交通局長
18-19 総務局理事(指定都市間の連絡調整)
16-17 財政局財政部長
15 名古屋市立大学事務局参事(学務)
13-14 財政局財政課長
12 交通局営業本部経理部経理課長
交通局の経営に長く関与されたようです。
関連会社「名古屋交通開発機構」の20週年コメントあり。(http://www.do758.co.jp/pdf/20th_p03.pdf)
■吉井 信雄
16-19 交通局長
15 監査事務局長
13-14 市民経済局理事(産業流通)
12 総務局企画部長
退任後、代表監査委員を務めるかたわら、市立大学特任教授となられました。(吉井信雄 YOSHII Nobuo - 名古屋市立大学経済学研究科/経済学部)
名大経済学部OBとして、その同窓会である「キタン会」で講演をしておられます。(第5回名古屋大学ホームカミングデイ)
市大のページをみると、在任中から研究をものしておられたようです。
■塚本 孝保
14-15 交通局長
12-13 交通局次長
退任後は助役となられました。
H28現在、交通局長出身者では最後の助役(副市長)です。
名大法学部卒、交通局で入庁、財政局をへて交通局長との情報があります。(5月臨時会での主な議案に対する会派別態度)
■髙木 勝義
12-13 交通局長
退任後は、名古屋市都市整備公社理事長になられました。